エバートンが試合中断をものともせず先勝、ミランは6発快勝 ELプレーオフ
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【8月18日 AFP】サッカーヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2017-18)は17日、プレーオフ第1戦が行われ、サポーターのトラブルにより一時中断した一戦で、エバートン(Everton)はハイデュク・スプリト(Hajduk Split)に2-0で先勝した。
前半30分にエバートンはマイケル・キーン(Michael Keane)のヘディングで先制したが、直後にハイデュク・スプリトのサポーターがグディソン・パーク(Goodison Park)のピッチめがけて進み出て、さらにものを投げ入れたため、試合は一時中断を余儀なくされた。
警察が事態を収束させた後に選手が再びピッチに戻ると、エバートンは前半終了間際にウェイン・ルーニー(Wayne Rooney)のパスからイドリッサ・ゲイェ(Idrissa Gueye)が追加点を挙げた。
2か月前にユベントス(Juventus)で欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2016-17)決勝を戦ったレオナルド・ボヌッチ(Leonardo Bonucci)が公式戦で主将デビューを飾ったACミラン(AC Milan)は、KFシュケンディヤ(KF Shkendija)に6-0で大勝した。
中国資本となったミランは、新戦力のアンドレ・シウバ(Andre Silva)とリカルド・モントリーボ(Riccardo Montolivo)が2得点ずつを記録し、ファビオ・ボリーニ(Fabio Borini)とルカ・アントネッリ(Luca Antonelli)もゴールを決めて6点を奪い、24日に行われる第2戦を待たずに決勝トーナメント進出をほぼ確実にした。
2008-09シーズン以来初めてヨーロッパリーグの舞台に立つミランは、大会初制覇を目指している。
前回大会で決勝に進んだアヤックス(Ajax)は、後半32分にサミュエル・アデグベンロ(Samuel Adegbenro)に決勝点を決められてホームでローゼンボリ(Rosenborg)に0-1で敗れた。
敵地スロベニアに乗り込んだオリンピック・マルセイユ(Olympique de Marseille)は、前半12分に先制されたものの後半18分にモルガン・サンソン(Morgan Sanson)のゴールで追いつき、ドムザーレ(Domzale)と1-1で引き分けた。
また、ナビル・ディラル(Nabil Dirar)やマチュー・ヴァルブエナ(Mathieu Valbuena)らがプレーしたフェネルバフチェ(Fenerbahce)は、アウェーのマケドニアでFKバルダール(FK Vardar)に0-2でまさかの敗戦を喫している。(c)AFP