■選手からはオフシーズンを求める声

 プレーオフのフェデックス・カップ(FedEx Cup)が開幕する8月から9月にかけてのスケジュールの詰め込みは以前から問題視されてきた。

 世界ランキング1位のジョンソンは、今回の動きについて「すし詰め状態を解消し、よりスペースを生むことになる。選手としては準備期間が長くなる」と好意的に受け止めていると話した。

 その一方で選手からは、自分たちが休養に努める時間を得られるだけでなく、ゴルフファンの新シーズンへ向けた関心をかき立てることもできるとして、オフシーズンを設けてほしいとの声も上がっている。

「ゴルフにもオフシーズンがあればいいなと常に考えていた」というマキロイは、「選手が休んだり、自分のゴルフに向き合ったりできるからというだけでなく、ファンの立場から言ってもね。次のシーズンへ向けて盛り上げる時間をつくるんだ」と自身の考えを示した。

 またジョンソンも「体に休みを与える必要がある。すべてのスポーツが次のシーズンへ向けてオフの時間を設けるべきだと思う。選手がトレーニングをして、体を強くできるようにね」と口にした。(c)AFP/Jim SLATER