【8月4日 AFP】米大リーグ(MLB)、コロラド・ロッキーズ(Colorado Rockies)のバド・ブラック(Bud Black)監督は3日、守護神のグレグ・ホランド(Greg Holland)が自宅のキッチンで指を切り、登板についてはしばらく様子をみることになったと明かした。

 今季両リーグ通じて最多の33セーブを記録しているホランドが、今月1日の夜に右手の人さし指を切ってしまったことについて、ブラック監督は「よくあることの一つだ」と述べた。

 今季のホランドは39回3分の1を投げて1勝1敗、防御率1.60、52奪三振を記録。ロッキーズとカンザスシティ・ロイヤルズ(Kansas City Royals)でキャリア350試合に出場し、通算20勝13敗、178セーブ、防御率2.33の成績を残している。

 オールスターには通算3度選出され、2015年にはロイヤルズのワールドシリーズ制覇に貢献したが、2016年シーズンはトミー・ジョン(Tommy John)手術を受けて棒に振っていた。

 今季62勝47敗のロッキーズは、ナ・リーグのワイルドカード争いで2位を維持しており、同圏外のミルウォーキー・ブルワーズ(Milwaukee Brewers)に5.5ゲーム差をつけている。(c)AFP