【7月21日 AFP】不正防止機関「テニス・インテグリティ・ユニット(TIU)」は20日、先日行われたウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2017)の3試合で八百長の疑いがあったとして、調査を開始すると発表した。

 TIUは、英ローハンプトン(Roehampton)で行われた予選2試合と本戦1試合で不審な賭けのパターンがあったといい、これから詳しい調査を進めるとしている。

 さらに、6月に開催された全仏オープンテニス(French Open 2017)の1試合も調査対象に入っており、今年4月からTIUが受けた警告の数は53に上る。

 また、その大半は下位レベルのATPチャレンジャーツアー(ATP Challenger Tour)やフューチャーズ(Futures)、国際テニス連盟(ITF)の女子ツアーの試合となっているが、2017年ここまでの警告数は83と、昨年の同じ時期に比べ38試合減少している。(c)AFP