【7月11日 AFP】仏パリ(Paris)の空港近くにあるホテルの外で8日、シャトルバスを待っていた観光客らおよそ20人が、マスクをかぶった男らに催涙ガスを吹き付けられ、荷物などを強奪されていたことが分かった。捜査当局に近い筋が10日、明らかにした。

 AFPの取材に応じた情報筋によると、シャルル・ドゴール(Charles de Gaulle)空港近くのホテルに少なくとも2台の車両で乗りつけた黒ずくめの男らが、フランス人、米国人、モロッコ人の観光客から荷物や所持品を奪って逃げたという。

 シャルル・ドゴール空港周辺の複数のホテルや、同空港と欧州で最も自家用機の利用が多いルブルジェLe Bourget)空港に向かう高速道路でも強盗事件が頻発している。(c)AFP