【7月12日 CNS】何がはやりだすのかわからない昨今、次なるテーマは「無人」のようだ。上海(Shanghai)に建てられた無人スーパーだが、市民からの声は賛否両論のようだ。楊浦(Yangpu)区のオーシャン(Auchan)スーパー前に設置された無人コンビニエンスストアは、室温が高すぎるために支払いシステムがしょっちゅうエラーになることから、うわさになっている。

 この無人コンビニは、QRコードを読み取ってドアを開けることができ、顔認証システムや防犯監視システム、遠隔カスタマー・サービス、スマート支払いシステムなどを売りにしている。「ウィチャットペイ(WeChat Pay)」や、「アリペイ(Alipay)」などでの支払いが可能で、24時間営業だという。

 コンテナサイズで移動可能の無人コンビニは、同店の駐車場に設置されており、7月8日時点では店内の棚は空っぽで、入り口のドアには営業中止を知らせる張り紙があった。

 営業中止の原因について店側は、空調設備が6日に突然故障してしまったため、翌7日から営業を中止して修理中で、遅くても1~2週間後には営業を再開できるとしている。空調設備の修理以外にも、冷蔵庫の数を増やして、高温になった場合の商品への悪影響を防止するという。「お客様の反応は上々です。スーパーが閉店したあとでも、無人コンビニで買い物ができるから便利だという声もいただいた」とのこと。

 しかし近隣住民の中には、そうは思っていない人もいる。「商品の種類が少なすぎる。しかもどうしてスーパーの横に設置したのか、買い物がしたければ直接スーパーに買いに行く」。市民のモラルにしろ、科学技術にしろ、まだ無人スーパーが実現できるレベルではないと感じている人もいる。

 浙江(Zhejiang)省から視察に来たという男性は、無人コンビニを導入しようと考えており、運悪く営業中止の日に当たってしまった。「私の地元のような地方都市にこういった無人コンビニがあれば便利だと思ってはるばる視察に来たが、今回は体験できないようだ」(c)CNS/JCM/AFPBB New

※この記事は、CNS(China News Service)のニュースをJCMが日本語訳したものです。CNSは1952年に設立された中華人民共和国の国営通信社です。