【7月9日 AFP】九州北部を襲った記録的な大雨と河川の氾濫などによる死者は18人になった。現地では行方不明者の捜索が続いている。

 大雨と河川の氾濫で道路や住宅、学校が押し流された九州北部は大きな被害を受けた。大勢の住民が学校の体育館や公共施設などに避難しているが、いまだ取り残されている人も多く、救助・救援活動が続いている。

 NHKの報道によると、9日の時点で500人以上がいまだに孤立しているが、崩落した橋や水浸しの地面が救助活動の妨げになっているという。

 福岡県と大分県の発表によると、両県で計18人の死亡が確認され、27人が行方不明あるいは連絡が取れない状態にある。(c)AFP