【7月10日 CNS】北京(Beijing)中関村(Zhongguancun)の重要都市―上地(Shangdi)の北京尚科(Shangke)上地オフィスコミュニティで6月28日、「スマート自動車産業団地」の始動式典が行われた。

 このプロジェクトは研究・開発・設計や展示交流の場、革新的企業のインキュベーター施設としての付加価値を提供し、金融と産業の機能を一体化した自動車産業団地。北京の強力な自動車産業の技術と人材を生かすことで自動車産業の発展を目指し、将来的には中国版スマート自動車の「シリコンバレー」に築き上げようとしている。

 式典で、尚科オフィスコミュニティ李智勇(Li Zhiyong)会長は「人工知能、特に無人運転分野の伸びしろは大きい。産業中心の大規模なシェアオフィスとして、尚科は各パートナーと一緒に人工知能分野の発展を進めていきたい」と話した。

 また、同産業団地の共同開発運営契約とスマート産業発展基金(20億元、約334億円)の共同管理協議についての調印が行われた。(c)CNS/JCM/AFPBB News