【6月28日 AFP】米ニューヨーク(New York)のタイムズスクエア(Times Square)にあるただの公衆電話──のように見えるが、実はこれは双方向型の公衆芸術。27日、「タイムズスクエア・アート(Times Square Arts)」に出品したアフガニスタン系米国人アーティスト、アマン・モジャディディ(Aman Mojadidi)氏のインスタレーション作品「ある場所で(Once Upon a Place)」が展示され、一般市民が参加する様子がみられた。

 参加者が公衆電話ボックスの中に入って受話器を取ると、この国に移民としてやって来たニューヨーク市民の身の上話を本人から直接聞くことができる。モジャディディ氏は数か月かけて移民の人々から話を聞き取り、録音した。展示は9月5日まで。(c)AFP