【6月27日 CNS】ティラミス、ロシアビールに次いで、今年はバイカル湖(Lake Baikal)産の天然水が中国の消費者の称賛を集めている。

 中国内モンゴル自治区(Inner Mongolia)満洲里(Manzhouli)検査検疫局の発表によると、今年1~5月にロシアから輸入されたバイカル湖産の天然水は総重量2103.7トンで、金額にして約50万2000ドルだった。

 満州里税関は中ロ間最大の陸路税関で、北はロシア、西はモンゴルといった、ユーラシア大陸橋の交通要所に位置する。中国の同レべルの税関の中でも取扱量はダントツだ。

 中ロ貿易が発展する中で、バイカル湖の天然水は最近新たに中国市場で反響を呼び、輸入が伸びてきた。

 満洲里市での販売のほか、北京(Beijing)、広東(Guangdong)、上海(Shanghai)などでも次々と販売され始めている。

 バイカル湖の天然水は、国産の高級飲料水とほぼ同じ価格である上、消費者は比較的輸入品を選びやすいことと、民衆の健康志向が大きく変わったことが、輸入量増大の主な原因だと考えられる。(c)CNS/JCM/AFPBB News