【6月8日 AFP】スペイン1部リーグのセビージャFC(Sevilla FC)は8日、チームの次期監督としてアルゼンチン出身のエドゥアルド・ベリッソ(Eduardo Berizzo)氏と2年契約で合意したと発表した。

 セビージャは声明で「セビージャFCとエドゥアルド・ベリッソ氏は、アルゼンチン出身の同氏が来季から2年間クラブの指揮を執ることで基本合意に至った。ベリッソ氏は数日中にスペイン・セリビア(Seville)に到着して契約書にサインし、正式にお披露目されることになる」と述べた。

 セルタ(Celta de Vigo)の元監督であるベリッソ氏は、2018年サッカーW杯ロシア大会(2018 World Cup)の南米予選で危機に立たされているアルゼンチン代表の新指揮官に就任するため、わずか1シーズンでセビージャの本拠地サンチェス・ピスファン・スタジアム(Sanchez Pizjuan stadium)を離れた同胞のホルヘ・サンパオリ(Jorge Sampaoli)氏の後任を務めることになった。

 ベリッソ氏はセルタでの3シーズンで素晴らしい成績を収めており、今季のヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2016-17)ではマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)に惜しくも敗れたものの、チームを4強入りに導いた。(c)AFP