【6月6日 AFP】リオデジャネイロ五輪の競泳で金メダルを獲得したオーストラリアのカイル・チャルマース(Kyle Chalmers)が5日、悪化していた心臓病の手術が成功したと公表した。

 リオ五輪の男子100メートル自由形を制したチャルマースは先月、病気を治すためとして、今年7月にハンガリーの首都ブダペスト(Budapest)で開催される第17回世界水泳選手権(17th FINA World Championships)を棄権すると発表していた。

 自身のインスタグラム(Instagram)で、「両手でサムアップだ。なぜなら今回は心臓の手術が成功したんだ! 応援してくれたみんな、ありがとう」と投稿した18歳のチャルマースは、前回の手術で時折脈拍を速める発作を起こす上室性頻拍症(SVT)の治療がうまくいっていなかった。

 このため担当医やコーチがキャリアを長引かせるための手術が必要であると決断し、昨年の第13回世界短水路選手権(FINA Short Course World Swimming Championships 2016)の欠場も余儀なくされた。(c)AFP