【5月30日 AFP】サッカー元ブラジル代表のロベルト・カルロス(Roberto Carlos)氏が、オーストラリア・Aリーグ参戦を目指すサウス・メルボルンFC(South Melbourne FC)での監督業に強い意欲を示した。

 現役時代には強烈なフリーキックで知られた44歳のカルロス氏は29日、メルボルン(Melbourne)市内でクラブ関係者と会談。元レアル・マドリード(Real Madrid)のディフェンダーで、現役引退後はトルコで監督をしていた同氏は「ここで見た施設や人々に心を動かされた」、「今、クラブにとって最も重要なのはAリーグに行き、目にしてきたものの上にさらなる歴史を積み上げることだ」と報道陣に語った。

 オーストラリア・サッカー連盟(Football Federation AustraliaFFA)は、Aリーグを12チームに拡大することを検討しているが、2018-19シーズンまでに実現する見込みはないとしている。

 現在下部リーグに所属するサウス・メルボルンは、以前から新規参戦する2チームの一つになりたいとの立場を明確にしていた。(c)AFP