【5月27日 AFP】男子ゴルフのロリー・マキロイ(Rory McIlroy、北アイルランド)が26日、長引く肋骨(ろっこつ)の故障を理由に、全米オープン選手権(2017 US Open Championship)に向けた最後の前哨戦と位置づけられるザ・メモリアルトーナメント(The Memorial Tournament 2017)の欠場を表明した。

 世界ランク2位のマキロイは、先日のザ・プレーヤーズ選手権(The Players Championship 2017)でオフシーズンに痛めていた肋骨のけがを悪化させ、欧州ツアーのBMW・PGA選手権(BMW PGA Championship 2017)を棄権した。

 ザ・プレーヤーズ選手権後に受けたMRI検査では新たな故障は見つかっておらず、マキロイの代理人を務めるショーン・オフラハーティ(Sean O'Flaherty)氏は、英BBCに対し、「全米オープンに向けて完全復帰を目指すことに専念する」と語っている。

 メジャー通算18勝を誇るジャック・ニクラス(Jack Nicklaus)氏が主催するザ・メモリアルトーナメントを欠場するのは、マキロイにとってはここ7年間で初めて。今季のメジャー第2戦で、同選手が2011年に優勝を果たしている全米オープンは、米ウィスコンシン(Wisconsin)州のエリンヒルズ(Erin Hills)で6月15日に開幕する。(c)AFP