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トランプ大統領、側近の捜査中止をFBI長官に要請か 米紙報道

2017年5月17日 9:54 発信地:ワシントンD.C./米国

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トランプ大統領、側近の捜査中止をFBI長官に要請か 米紙報道
米国のドナルド・トランプ大統領(左、2017年4月28日撮影)とジェームズ・コミー前連邦捜査局(FBI)長官(2017年3月20日撮影)。(c)AFP/SAUL LOEB/Nicholas Kamm

【5月17日 AFP】(更新)米紙ニューヨーク・タイムズ(New York Times)は16日、ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領が連邦捜査局(FBI)のジェームズ・コミー(James Comey)長官(当時)に、ロシアとの関係に絡む疑惑で辞任したマイケル・フリン(Michael Flynn)前大統領補佐官(国家安全保障担当)に対する捜査の中止を求めていたと報じた。トランプ政権は即座に報道内容を否定したが、前日にはトランプ氏がロシアに機密情報を漏えいした疑惑も浮上しており、政権は窮地に立たされている。

 同紙によると、コミー氏はホワイトハウス(White House)で今年2月14日にトランプ大統領と面会。その後、フリン氏について話し合った内容をメモに残していた。コミー氏に近い人物が同紙に読み聞かせたメモによると、トランプ大統領はフリン氏とロシアの関係に関する捜査の打ち切りをコミー氏に強く求めた。

 コミー氏は今月9日に電撃的に解任されている。

 メモの内容の一部として同紙が伝えているところによると、トランプ大統領はコミー氏に「この件については何も言わないでほしい。フリンのことについては何も言わないでほしい」「あいつはいいやつだ。この件を終わりにしてもらいたい」などと語ったという。

 同紙はコミー氏のメモについて、トランプ氏がFBIのロシア関連の捜査に「不適切な」圧力を掛けた経緯を記録した文書の一部だとしている。

 元陸軍中将のフリン氏は、自身とロシア当局者との接触疑惑についてトランプ大統領とコミー氏が協議する前日に辞任していた。

 報道を受けてトランプ政権の幹部は「大統領はコミー氏にも他の誰にも、フリン氏の捜査を含むどの捜査の中止も要請したことはない」と述べ、記事の内容を否定した。

 一方、野党の民主党からは厳しい批判の声が上がっている。同党の上院トップ、チャック・シューマー(Chuck Schumer)上院院内総務は「国が前例のない仕方で試されている。歴史が注視している」と指摘。

 上院ナンバーツーのディック・ダービン(Dick Durbin)議員も、米大統領がFBI長官に捜査中止を直接働き掛けるなど考えただけで「あぜんとする」とし、「司法を破壊または妨害しようとする行為だ」と指弾した。(c)AFP

特集:トランプ政権

ドナルド・トランプ氏は2017年1月20日、米国の第45代大統領に就任した。

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