【5月16日 CNS】中国・寧波(Ningbo)の出入国検査検疫局は12日、同局寧波港通関センターがイタリアブランドの輸入トイレットペーパーの検疫検査を行った結果、微生物検査項目のうち一つで、細菌が最大32万CFU/g検出されたと発表した。中国の国家標準「GB20810」で定められた規定値は600CFU/gで、その約533倍になる。

 同検疫局は、輸入トイレットペーパーなど消耗品の安全性と消費者の健康を守るため、国家基準に基づいて毒性と微生物指標の検査を強化している。

 同検疫局は12日までに、輸入された衛生用品計311ロット、2866.4トン、商品価格1737.4万ドル相当を検査し、うち110ロットが不合格だった。主な不合格の原因は細菌数の規定値超過だった。(c)CNS/JCM/AFPBB News