【5月3日 CNS】メーデー休暇中にロシアで発生した森林火災が国境を越え、中国内モンゴル自治区(Inner Mongolia)大興安嶺(ダイコウアンレイ、Da Xing An Ling)北部の原始林地域まで燃え広がった。

 内モンゴル自治区の大興安嶺森林管理局と、武装警察(People's Armed Police)内モンゴル自治区森林総隊大興安嶺支隊の情報によると、2日早朝時点での東側の火災範囲は約600メートルで、1000人以上が消火活動に参加した。

 この越境火災は4月30日、内モンゴル自治区の大興安嶺森林地域(中国とロシアの国境線付近)で発生した。

 火災発生地域の植生は針広混交林で、地形は山地。消火活動は極めて困難だという。(c)CNS/JCM/AFPBB News