【4月29日 AFP】ドイツ・ブンデスリーガ1部のバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)は28日、スペイン代表のティアゴ・アルカンタラ(Thiago Alcantara do Nascimento)と2021年まで契約延長したことを発表した。

 バイエルンはこの前日、ユベントス(Juventus)からローン移籍で加入中のフランス代表キングスレイ・コマン(Kingsley Coman)の買い取りオプションを行使していた。

 チームとの契約を2年延長した26歳のティアゴは、ジョゼップ・グアルディオラ(Josep Guardiola)前監督の意向により、FCバルセロナ(FC Barcelona)から2013年に加入。プレーメーカーとして、今季もバイエルンの豪華攻撃陣で重要な役割を担っていた。

 バイエルンのカール・ハインツ・ルンメニゲ(Karl-Heinz Rummenigge)社長は、2011年からスペイン代表で20試合に出場しているティアゴについて「欧州で最も人気のある選手の一人。長期間にわたって彼のような素晴らしいプロを残すことができ、非常にうれしい」と述べた。

 一方、バルセロナで2011年の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2010-11)を制した経験を持ち、バイエルンでもリーグ3連覇を果たしているティアゴは、「僕と家族はミュンヘン(Munich)に落ち着いている。すべてが合っている。これからもFCバイエルンで多くのタイトルを獲得したい」と語った。(c)AFP