【4月24日 AFP】フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)で2度の総合優勝を誇るフェルナンド・アロンソ(Fernando Alonso)が所有するスペイン北部のサーキットで、カートの接触事故で重傷を負っていた11歳の少年が23日、死亡した。スペイン自動車連盟(RFEA)が明らかにした。

 RFEAの声明によると、少年は22日、アロンソの故郷である同国北部アストゥリアス(Asturias)自治州のトラックで行っていた個人練習中に「重大な事故」に遭ったという。

 RFEAは事故の詳細については明かしていないが、事故でのけがを克服できなかった少年は23日未明に死亡したといい、現在調査が進行中だとしている。

 一方スペインメディアは、少年が乗っていたカートは別のカートに激突して横転し、少年自身はその下敷きになったと伝えている。

 少年の訃報を聞いたアロンソも、ツイッター(Twitter)で「ショックを受けた」、「最も悲しい日の一つ」とメッセージを投稿している。

 また、少年の生まれ故郷であるブルゴス(Burgos)県のビジャルカヨ(Villarcayo)は、町を挙げて追悼を行うと発表している。(c)AFP