【4月13日 AFP】欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2016-17)の舞台で6試合連続無得点だったレアル・マドリード(Real Madrid)のクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)だが、12日に行われたバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)との準々決勝第1戦では史上初となる欧州サッカー連盟(UEFA)主催大会通算100得点の大台に到達し、自身に対する批判を封じ込んだ。

 レアルは敵地アリアンツ・アレーナ(Allianz Arena)で前半に先制されたものの、後半にロナウドの2得点で逆転に成功し、これでクラブ記録となる7季連続のチャンピオンズリーグ4強入りに近づいた。クラブ記録となる7季連続のチャンピオンズリーグ4強入りに前進した。

 beINスポーツ(beIN Sports)に対して「誰が僕に懐疑的なのかは知らない」と話したロナウドは、「それは一部の少数派だろう。クリスティアーノを愛するファンは、僕を疑ったりはしない」と語った。

 世界最優秀選手に4度輝いた実績を持つロナウドは、欧州チャンピオンズリーグで通算98得点、2014年のUEFAスーパーカップ(UEFA Super Cup)2得点を記録している。

「記録を狙っていた。大台に到達できて誇りに思う。相手がバイエルンだったからなおさらだ。後半の内容は良かったけれど、差はほんのわずかだし、第2戦に向けて冷静になる必要がある」

 今季のロナウドは、ジネディーヌ・ジダン(Zinedine Zidane)監督から休養を与えられることが多くなった。ロナウド本人も、ここ数シーズンのような終盤のけがを回避するため、練習に大きな変化を加えたと明かしている。

「シーズンの後半と最後の1か月に良い状態でいられるよう準備を続けてきた。最高の状態でシーズンの最後を迎えるため、練習スケジュールも大きく変えた」

「ここ数年は、シーズンの終盤に小さなけがを抱えていた。今季はフィットネスコーチと協力し、この2か月は良い状態を保てている」(c)AFP