【4月6日 AFP】サッカーイタリア杯(Italian Cup 2016-17)は5日、準決勝第2戦が行われ、ユベントス(Juventus)は2戦合計スコアを5-4としてナポリ(SSC Napoli)を下し、決勝進出を決めた。ユベントスのゴンサロ・イグアイン(Gonzalo Higuain)は2得点を挙げ、古巣を敗退に追いやった。

 ナポリはこの日の試合を3-2で制したものの、第1戦では1-3と敗れていた。勝ったユベントスは決勝でラツィオ(SS Lazio)と対戦する。

 2日に同じサン・パオロ・スタジアム(San Paolo Stadium)で行われたリーグ戦で、試合を通じてやじを飛ばされ続けていたイグアインは、昨夏去ったクラブに対し牙をむいた。

 前半32分に先制点を決めた際にイグアインは、自身の扱いに対してVIP席にいたナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス(Aurelio De Laurentiis)会長に怒りをあらわにし、自らの退団は会長の落ち度によるものだとアピールした。

 ナポリはマレク・ハムシク(Marek Hamsik)のゴールで一時同点とした後、再びイグアインに得点されたが、その後はドリース・メルテンス(Dries Mertens)とロレンツォ・インシーニェ(Lorenzo Insigne)のゴールでこの日の勝利を決めた。

 これでユベントスは3年連続の決勝進出を果たし、リーグ戦と欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2016-17)の3冠に向けて前進している。(c)AFP