【4月2日 AFP】16-17イタリア・セリエAは1日、第30節の試合が行われ、ASローマ(AS Roma)は2得点の活躍をみせたエディン・ジェコ(Edin Dzeko)がクラブのシーズン最多得点記録を更新し、エンポリ(Empoli)に2-0で勝利した。

 ジェコは今季公式戦のゴール数を計33得点に伸ばし、主将のフランチェスコ・トッティ(Francesco Totti)、ロドルフォ・ボルク(Rodolfo Volk)氏、ペドロ・マンフレディーニ(Pedro Manfredini)氏が持つクラブのシーズン最多得点記録を破った。

 今季のリーグ戦で23得点、ヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2016-17)で8得点、イタリア杯(Italian Cup 2016-17)で2点を挙げているジェコは、2006-07シーズンのトッティ、1930-31シーズンのボルク氏、1960-61シーズンのマンフレディーニ氏が記録したシーズン最多得点数を更新している。

 ジェコが前後半にそれぞれ1得点を記録したローマは、リーグ最少得点のエンポリ相手に危なげなく勝利を収め、首位ユベントス(Juventus)に勝ち点5差まで迫った。ユベントスは2日、アウェーで3位ナポリ(SSC Napoli)との大一番を迎える。

 この一戦ではユベントスのエース、ゴンサロ・イグアイン(Gonzalo Higuain)が移籍後初めて古巣の本拠地に足を踏み入れることになる。白熱した展開が予想される一戦で勝利すれば、ユベントスのリーグ6連覇はほぼ確実になる。(c)AFP/Angus MACKINNON