ファンが発煙筒を投げ入れて試合中断、アルバニア代表監督「申し訳ない」
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【3月25日 AFP】サッカーアルバニア代表のジャンニ・デ・ビアージ(Gianni De Biasi)監督が24日、イタリアに0-2で敗れたW杯ロシア大会(2018 World Cup)欧州予選の試合でファンが発煙筒を投げ入れた行為を謝罪した。
デ・ビアージ監督は試合前、アルバニアが欧州選手権2016(UEFA Euro 2016)で主要国際大会初出場の快挙を遂げたため、試合会場となった伊パレルモ(Palermo)のレンツォ・バルベラ(Renzo Barbera)には多くのファンが押しかけるだろうと警告していた。
しかし、血気盛んなアルバニアのファンは、前半と後半に発煙筒をピッチに投げ入れ、スラブコ・ビンチッチ(Slavko Vincic)主審は計7分間の中断を余儀なくされた。
イタリアとアルバニアの国籍を持つため、試合前には両国の国歌を口ずさんだデ・ビアージ監督は「ファンが発煙筒を投げたことを申し訳なく思う。ここ数年はなかった光景を今夜は見ることになった。とても申し訳ないし、落胆している」とコメントした。
「2失点目を許すまでは試合になっていた。われわれにとってそれはとてもポジティブなことだ」
「しかし、イタリアの方がプレーで上回っていた。彼らの状態は良く、われわれには所属クラブでろくにプレーしていない選手もいた。だからわれわれのパフォーマンスは期待以上のものだった」(c)AFP/Justin DAVIS