【3月24日 AFP】韓国で2014年に沈没し、300人余りの死者・行方不明者を出した旅客船セウォル(Sewol)号の移動が24日、開始された。

 海洋水産省によると、セウォル号の船体は24日午前までに、半潜水型船舶に載せるために必要な高さをわずかに超える、水面から13メートルの位置まで引き揚げられた。

 その後、強力なタグボートが半潜水型船舶に向けて、巨大なバージ船2隻に挟まれ、横倒しの姿勢を取るセウォル号の船体のえい航を開始。海洋水産省は声明で、「午後4時55分に半潜水型船舶に向けて動き出した」と発表した。(c)AFP/Hwang Sunghee