【3月18日 AFP】16-17ドイツ・ブンデスリーガ1部は17日、第25節の試合が行われ、ボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)はリーグ得点王のピエール・エメリク・オーバメヤン(Pierre-Emerick Aubameyang)のゴールが決勝点となり、FCインゴルシュタット(FC Ingolstadt 04)に1-0で勝利した。

 オーバメヤンは前半14分に今季リーグ戦23得点目、公式戦では計30得点目となるゴールを決めると、これが決勝点となったドルトムントは、暫定ながら2位RBライプツィヒ(RB Leipzig)との勝ち点差を3、首位バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)との差を13に縮めている。

 欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2016-17)の準々決勝でASモナコ(AS Monaco)と対戦することが決まったドルトムントは、この試合で多数の主力選手が欠場し、インゴルシュタットに苦戦を強いられた。

 1部残留圏内まで勝ち点7差の17位に沈むインゴルシュタットは、ドルトムントの10本を上回る14本のシュートを放つなど、アウェーで好パフォーマンスを披露していたが、後半にPKを与えられない不運に見舞われるなど、同点に追いつくことはできなかった。

 ドルトムントのGKロマン・ビュルキ(Roman Burki)は、後半7分に相手選手へのファウルが見逃されたことを認め、「(インゴルシュタットの)PKだと思い、シュートを止めることを考えていた」と語っている。

「オーバがゴールを決めてくれたことがうれしかった。それがなければもっと苦しい展開だったと思う。僕らにとって最も重要なことは、勝ち点3を獲得できたことだ」 (c)AFP