【3月5日 AFP】テニス、メキシコ・オープン(Abierto Mexicano TELCEL 2017)は4日、男子シングルス決勝が行われ、大会第2シードのラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)はサム・クエリー(Sam Querrey、米国)に3-6、6-7(3-7)で敗れ、同大会3度目の優勝はならなかった。

 世界ランキング40位のクエリーは試合を通して19本のエースを記録し、5回目の対戦にして初めてナダルから勝利した。

 自身9個目のタイトル獲得を果たしたクエリーは今大会、ダビド・ゴフィン(David Goffin、ベルギー)、ドミニク・ティエム(Dominic Thiem、オーストリア)、ニック・キリオス(Nick Kyrgios、オーストラリア)も撃破しており、トップ20選手4人を倒す堂々たる勝ち上がりを見せた。

 一方のナダルは、2014年のカタール・エクソンモービル・オープン(Qatar ExxonMobil Open 2014)以来となるハードコートでの栄冠はお預けとなった。(c)AFP