【2月16日 AFP】米プロバスケットボール協会(NBA)は15日、負傷したクリーブランド・キャバリアーズ(Cleveland Cavaliers)のケビン・ラブ(Kevin Love)に代わって、ニューヨーク・ニックス(New York Knicks)でプレーするカーメロ・アンソニー(Carmelo Anthony)をオールスターゲーム2017(2017 NBA All-Star Game)のイースタン・カンファレンスのメンバーに選出したことを発表した。

 これでアンソニーは8年連続、通算では10回目のオールスター出場を果たすことになった。今季55試合に出場して1試合平均23.2得点、6.1リバウンド、2.9アシストを記録している32歳のアンソニーは、NBA通算2万3775得点を誇り、歴代得点ランキングでも25位につけている。しかし、所属するニックスは14日時点で23勝33敗と、プレーオフ出場圏内のデトロイト・ピストンズ(Detroit Pistons)から3ゲーム離されている。

 一方のラブは、自身4回目となるオールスターメンバーに選出されていたが、14日に左膝の内視鏡手術を受け、復帰まで6週間を要する見込みと球団から発表されていた。

 この日は、負傷によるその他の出場選手の変更も明らかにされている。

 ラブと同じく左膝を負傷しているフィラデルフィア・セブンティシクサーズ(Philadelphia 76ers)のジョエル・エンビード(Joel Embiid)に代わっては、デンバー・ナゲッツ(Denver Nuggets)のニコラ・ヨキッチ(Nikola Jokic)が18日のスキルズチャレンジに、オクラホマシティ・サンダー(Oklahoma City Thunder)の23歳アレックス・エイブリンズ(Alex Abrines)が17日のライジングスターズ・チャレンジにワールドチームの一員として出場する。

 ライジングスターズ・チャレンジでは、他にナゲッツのエマニュエル・ムディエイ(Emmanuel Mudiay)も腰の負傷で出場が困難となり、ニックスの22歳ウィリー・エルナンゴメス(Willy Hernangomez)がワールドチームに選出されている。(c)AFP