【2月10日 AFP】ドローン(無人機)レースの世界チャンピオン、ルーク・バニスター(Luke Bannister)さん(16)は、驚くほどの正確さで愛機のクワッドコプターを操縦しながら「自分が鳥になったみたいだよ」と語る。

 ドローンが世界中に普及するにつれ、パイロットがただ地上から機体を眺めるだけではなく、機体に搭載されたカメラからのリアルタイム映像をヘッドセットを通して見ながら操縦する一人称視点(FPV)ドローンによるレースも着実に人気を伸ばしている。

 バニスターさんは10歳のときにラジコン飛行機の操縦を始めた。数年後、FPVドローンレースの楽しさを知り、昨年3月にはドバイ(Dubai)で開催された世界最大のドローンレース「ワールドドローンプリ(World Drone Prix)」で見事優勝した。(c)AFP/Edouard GUIHAIRE