【1月23日 AFP】16NFLは22日、カンファレンス決勝の2試合が行われ、それぞれ勝利したニューイングランド・ペイトリオッツ(New England Patriots)とアトランタ・ファルコンズ(Atlanta Falcons)が第51回スーパーボウル(Super Bowl LI)へ勝ち進んだ。

 ペイトリオッツは36-17でピッツバーグ・スティーラーズ(Pittsburgh Steelers)を難なく下し、アメリカン・カンファレンス(AFC)を制した。QBトム・ブレイディ(Tom Brady)がタッチダウンパス3本を含む384ヤードを獲得した。

 ブレイディはこれが7回目のスーパーボウルで、勝利すれば史上最多タイ5回目の同タイトル獲得となる。39歳のブレイディにとっては、セントルイス・ラムズ(St. Louis Rams、現ロサンゼルス・ラムズ〈Los Angeles Rams〉)に勝利して初めて王者になった2002年から数えて、実に15年目での出場となる。

 敗れたスティーラーズは、QBベン・ロスリスバーガー(Ben Roethlisberger)が思うようなプレーをさせてもらえず、ペイトリオッツの盤石の守備を攻略できなかった。第4クオーター終盤に30ヤードのタッチダウンパスを通したものの、そのときにはすでに大勢が決していた。

 ナショナル・カンファレンス(NFC)では、ファルコンズがQBマット・ライアン(Matt Ryan)を中心としたオフェンスでグリーンベイ・パッカーズ(Green Bay Packers)を圧倒し、44-21で本拠地ジョージア・ドーム(Georgia Dome)最後の試合を快勝で飾った。

 ファルコンズは、ランとパスを織り交ぜた多彩な攻撃でパッカーズのディフェンスを粉砕し、前半だけで24-0と大差をつけた。守っても、相手QBのアーロン・ロジャース(Aaron Rodgers)に仕事をさせなかった。

 スーパーボウルは2月5日に、テキサス(Texas)州ヒューストン(Houston)で行われる。(c)AFP