【1月19日 AFP】サッカースペイン国王杯(Copa del Rey 2016-17)は18日、準々決勝第1戦が行われ、レアル・マドリード(Real Madrid)は1-2でセルタ(Celta de Vigo)に敗れ、公式戦2連敗を喫し、ジネディーヌ・ジダン(Zinedine Zidane)監督はチームのスロースタートに不満をあらわにした。

 後半19分に先制を許したレアルは、それから5分後にマルセロ(Marcelo Vieira Da Silva Junior)の得点で試合を振り出しに戻したものの、その直後にセルタのジョニー(Jonathan Castro Otto 'Jonny')に決勝点を奪われた。

 ジダン監督が率いるレアルは、15日に行われたスペイン1部リーグ第18節の試合でセビージャFC(Sevilla FC)に1-2で敗れており、昨年4月から続いていた公式戦の無敗記録が40試合で途切れている。

 気温が氷点下まで冷え込んだ本拠地サンチャゴ・ベルナベウ(Santiago Bernabeu Stadium)でジダン監督は「奇妙な試合だった。特に序盤がね」とコメントし、前半の内容が敗戦の要因になったとの見解を示した。

「何かが間違っていたのはたしかだ。われわれはそれを分析する必要がある。準備してきたことができず、特に激しさが足りなかった。前半の内容は満足だとはいえない」

「言い訳はできない。われわれはレアル・マドリードなんだ。これからも働き続け、次の試合に向けてこの状況を乗り越えなければならない」

「ここまで順調に来たが、最近2試合は満足のいく結果を得られなかった。今日はセビージャ戦のパフォーマンスよりも悪かった。しかし、われわれは心配していない」

 レアルとセルタの準々決勝第2戦は25日に行われる。(c)AFP/Kieran CANNING