【1月18日 AFP】欧州宇宙機関(ESA)は18日、昨年12月に運用を開始した欧州の衛星測位システム「ガリレオ(Galileo)」で使用される18基の衛星に搭載されている時計の一部において、「機能不全」があること明らかにした。

 ESAのヤン・ボルナー(Jan Woerner)氏はフランス・パリ(Paris)で報道陣に対し、システムには今のところ「影響はない」と述べながらも、「微妙な問題だ」と語った。

 ガリレオは米国が運用する全地球測位システム(GPS)への依存を低減できるとの期待が持たれている。(c)AFP