【12月10日 AFP】ナイジェリア北東部の町マダガリ(Madagali)で9日、混雑した市場で女2人が自爆して45人が死亡、33人が負傷した。紛争が絶えない同地域で多数の被害者を出した最新の攻撃となった。

 事件に関する犯行声明は今のところ出されていないが、同地域で反政府活動を行っているイスラム過激派組織ボコ・ハラム(Boko Haram)が女性や少女を利用した自爆攻撃を頻繁に行うことから、今回も同組織の犯行とみられている。

 ナイジェリア政府は、2015年にマダガリをボコ・ハラムから奪回していた。今回の自爆攻撃は、昨年12月に女2人による自爆攻撃で多数の死傷者が発生して以来、同地で3度目の攻撃となった。(c)AFP