【11月2日 AFP】(写真追加)イタリア中部で先月30日に起きたマグニチュード(M)6.6の地震で、研究者らは1日、地震が起こった地域の地盤が最大で70センチ動いたと発表した。

 イタリア学術研究会議(Italian National Research Council)が発表した声明によると、衛星画像から130平方キロを超える範囲で地形に変化が見られるという。

 最も変化が大きかったのは、ノルチャ(Norcia)近くの、震源からわずか6キロしか離れていないカステッルッチョ(Castelluccio)で、最大70センチの地盤の隆起または沈下があったという。

 イタリアの観測所によると、先月30日の地震は震源がとても浅かったという。またこの地震の後、約1100回の余震が観測されている。(c)AFP