【10月31日 AFP】男子テニス、エルステ・バンク・オープン(Erste Bank Open 2016)は30日、男子シングルス決勝が行われ、大会第1シードのアンディ・マレー(Andy Murray、英国)が第6シードのジョーウィルフリード・ツォンガ(Jo-Wilfried Tsonga、フランス)を6-3、7-6(8-6)で下し、今季7勝目(通算42勝目)を挙げた。

 最近では中国オープン(China Open 2016)と上海マスターズ(2016 Shanghai Rolex Masters)でもタイトルを獲得し、この日の勝利で自身の連勝を15に伸ばしたマレーは試合後、「今大会最高のプレーだったと思う」と語った。

 今年はリオデジャネイロ五輪で金メダル獲得、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2016)では優勝など好調のマレーは、今週のパリ・マスターズ(BNP Paribas Masters 2016)で優勝すれば、ノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)から世界1位の座を奪取することになる。

 またマレーは、仮にジョコビッチが同大会で準決勝前に敗退し、自身が決勝進出を果たした場合でもトップに立つことができる。(c)AFP