【10月22日 AFP】スペイン1部リーグのFCバルセロナ(FC Barcelona)は21日、ブラジル代表のネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)と2021年6月30日までの新契約を結んだと発表した。新たな5年契約を結んだネイマールは、本拠地カンプ・ノウ(Camp Nou)は「わが家」のようだと語っている。

 6月に合意に至っていた契約には、バルセロナが欧州他クラブのネイマール獲得の可能性を回避するため、最大2億5000万ユーロ(約282億円)の違約金が設定されている。

 マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)を筆頭として、様々なクラブが24歳のネイマール獲得を願っていると報じられている。

 バルセロナの公式テレビチャンネルに対しネイマールは、「クラブとの契約を更新できてとてもうれしい。わが家にいるようだ。ここに居続けることは、家族とともに僕にとって最良のことだと思う」とコメントした。

 ミッドウイークに行われた欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2016-17)のマンチェスター・シティ(Manchester City)戦に4-0で勝利し、欧州最強クラブであることを強調したバルセロナは、ネイマールの年俸などについては明らかにしていない

 カンピオナート・ブラジレイロ(ブラジル全国選手権)1部のサントスFC(Santos FC)から2013年に移籍したネイマールは、バルセロナで公式戦通算150試合に出場し、91得点を挙げている。(c)AFP