【10月20日 AFP】イタリア・ローマ(Rome)で19日、待望のオープンを来週に控えた新コンベンションセンターが、国際メディアに公開された。デザインを手掛けたのは著名イタリア人建築家のマッシミリアーノ・フクサス(Massimiliano Fuksas)氏で、同氏が手掛けた建物で最も大掛かりなものとされている。

 フクサス氏の最新作となるこの建物の外観は巨大なガラスの直方体に似ている。内部は流れるような構造で占められており、低層部に雲が浮かんでいるかのような、講堂が雲に包まれているかのような印象を与える。

 このため「ヌーボラ(イタリア語で雲の意)」と呼ばれている。フクサス氏ら関係者はこの画期的なデザインが、この新施設を人気の国際会議開催地とするのに役立つことを願っている。(c)AFP/Angus MACKINNON