フォースインディアがヒュルケンベルグの退団を発表、ルノー移籍へ
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【10月15日 AFP】フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)に参戦するフォースインディア(Force India)は14日、ニコ・ヒュルケンベルグ(Nico Hulkenberg)が今季最終戦のアブダビGP(Abu Dhabi Grand Prix 2016)を最後にチームを離れると発表した。ヒュルケンベルグはその後、ルノー(Renault)と2年契約を結んだ。
フォースインディアのビジェイ・マリヤ(Vijay Mallya)代表は、「フォースインディアの全員が、別の道を歩むことになったニコの幸運を祈っている」とコメント。「彼は傑出したドライバーであり、ほかの誰よりもチームにポイントをもたらせた。ニコを失うのは事実だが、われわれは彼の新たな挑戦を尊重しており、その道を阻むのは間違いだと考えている」
ウィリアムズ(Williams)とフォースインディアでF1通算111戦に出走している29歳のヒュルケンベルグは、今季は54ポイントを獲得してドライバーズランキングで9位につけている。
トップ3でのフィニッシュこそないヒュルケンベルグだが、デビューイヤーの2010年にはブラジルGP(Brazilian Grand Prix)でポールポジションを獲得している。
ルノーでケビン・マグヌッセン(Kevin Magnussen)、またはジョリオン・パーマー(Jolyon Palmer)に取って代わることになるヒュルケンベルグを失うフォースインディアは、セルヒオ・ペレス(Sergio Perez)のチームメートとなるドライバーを探すことになる。(c)AFP