【10月13日 AFP】オーストリア・ウィーン(Vienna)で12日、視覚障害者に美術品をより身近に感じてもらうための取り組みとして、オーストリアの画家グスタフ・クリムト(Gustav Klimt)の絵画「接吻(Kiss)」を、指で触れて鑑賞できるよう3Dプリンターで立体的に複製した作品が発表された。

 実物の絵画を所蔵するベルベデーレ美術館(Belvedere Museum)によると、3Dの複製品は実物よりかなり小さいが、作品の細部にも触れられるようになっており、指で触れると作品の解説が流れるセンサーも付いているという。(c)AFP