【10月10日 AFP】サッカースペイン代表CBのジェラール・ピケ(Gerard Pique)が9日、2018年のロシアW杯(2018 World Cup)を最後に同国代表から引退することを明言した。

 欧州予選でアルバニアに2-0で勝利した試合後、ピケは「ロシアW杯が僕の代表チームでの最後の大会になる。残りの2年間を目いっぱい楽しみたい」と語った。

「きょう決めたことではなく、ずっと考えていた。だけどここ数年ずっと起きていた出来事に加え、きょうも批判されたからね。僕が代表にいない方がいいと思う人もいる」

 ピケは所属するスペイン1部リーグのFCバルセロナ(Catalan)でDFラインの柱として活躍し、代表でも2010年のW杯南アフリカ大会(2010 World Cup)で優勝、2012年の欧州選手権(UEFA Euro 2012)制覇に貢献してきた。

 しかし、代表ではプレー内容だけではなく、カタルーニャ(Catalonia)独立への支持を隠そうとしない姿勢が批判の対象となり、ファンからブーイングを浴びることも多かった。

 スペインがロシアW杯に出場すれば、ピケは31歳で代表最後の大会に臨むことになる。(c)AFP