【10月2日 AFP】16-17ドイツ・ブンデスリーガ1部は1日、第6節の試合が行われ、欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2016-17)でアトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)に敗れていたバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)は、ケルン(1. FC Cologne)と1-1の引き分けに終わり、リーグ戦で今季初めて勝ち点を落とした。バイエルンの守護神マヌエル・ノイアー(Manuel Neuer)は、この結果は受け入れがたいとしている。

 本拠地アリアンツ・アレーナ(Allianz Arena)にケルンを迎えたバイエルンは、前半にヨシュア・キミッヒ(Joshua Kimmich)のゴールで先制したものの、後半にアントニー・モデスト(Anthony Modeste)の得点で追いつかれ、開幕からの連勝は5で止まった。

 今季初黒星を喫した欧州チャンピオンズリーグのアトレティコ戦に続き、公式戦2試合連続の勝ちなしとなったバイエルンは、2位と勝ち点3差の首位を守っているが、ノイアーは敗戦から続く引き分けは受け入れがたいと話し、チームに危機感と冷静さが足りなかったことを心配している。

 ノイアーは試合後、「明らかに自分たちで招いた結果だ。見ての通り、僕らのテンポがほとんど出せなかった。少し眠たかったのかな」とコメントした。

「もちろん、強いチームと当たるときは素早くプレーしなくてはならないけれど、テンポの変化も必要だ。今日はそれができなかった。ケルンのようなチームがこれだけのプレーをすることは驚きではない」

「今週はアトレティコ戦に負けて、ケルン戦は勝ち点1だった。少なくとも一晩経たないことには、いつもの前向きな僕に戻るのは難しいね」

 同じくバイエルンのマッツ・フンメルス(Mats Hummels)も、この引き分けは危険な兆候だと話している。

「今日は明らかに、走り方に工夫がなかった。改善の余地はたくさんあるけれど、それはもう何週間も言ってきていること。ただ、引き分けは少し不満だとはいえ、僕らは勝ち点16を奪って首位にいる」

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