【9月24日 AFP】女子テニス、東レ・パンパシフィック・オープン(Toray Pan Pacific Open 2016)は23日、シングルス準々決勝が行われ、大坂なおみ(Naomi Osaka)がアリアクサンドラ・サスノビッチ(Aliaksandra Sasnovich、ベラルーシ)を6-3、7-6(8-6)で下し、準決勝に進出した。

 ハイチ出身の父と日本人の母の間に生まれ、セレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)に憧れているという大坂は、準決勝でエリナ・スビトリーナ(Elina Svitolina、ウクライナ)と対戦することが決定。スビトリーナは、同日行われたもう一方の準々決勝で、大会第1シードのガルビネ・ムグルサ(Garbine Muguruza、スペイン)を6-2、4-6、6-3のフルセットで破る金星を挙げた。

 WTAツアーで自身初の4強入りを決めた大坂は、第2セットにゲームカウント0-5とサスノビッチに大きくリードを許したが、そこから挽回し、最後はサービスエースをセンターにたたき込んでタイブレークを8-6で制した。

 一方のボトムハーフでは、第2シードのアニエスカ・ラドワンスカ(Agnieszka Radwanska、ポーランド)がリオデジャネイロ五輪金メダリストのモニカ・プイグ(Monica Puig、プエルトリコ)を6-2、6-3で一蹴し、準決勝進出を決めた。

 勝利したラドワンスカは次戦、元世界ランキング1位で、6年前に大会制覇を果たしているカロリーネ・ボズニアツキ(Caroline Wozniacki、デンマーク)と激突する。ボズニアツキは、この日行われた準々決勝でマグダ・リネッテ(Magda Linette、ポーランド)に6-4、6-3でストレート勝ちした。(c)AFP