【9月14日 AFP】15日に開幕するヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2016-17)では、マンチェスター・ユナイテッド (Manchester United)がフェイエノールト(Feyenoord)とのチーム初戦に臨む。マンチェスター・シティ(Manchester City)とのダービーに敗れた後、選手を批判していたジョゼ・モウリーニョ(Jose Mourinho)監督が、好調フェイエノールトとの難しい一戦に集中できているかに注目が集まる。

 ユナイテッドは10日のダービーで、モウリーニョ監督の因縁の相手、ジョゼップ・グアルディオラ(Josep Guardiola)監督率いるシティに本拠地オールド・トラフォード(Old Trafford)で1-2の敗戦を喫し、開幕からの連勝も3で止まった。

 しかし、フェイエノールトはここまでリーグ戦5戦全勝で首位に立ち、この大会を前身のUEFAカップ(UEFA Cup)時代に制したこともある名門。両チームは過去に2回対戦し、ユナイテッドがどちらも勝利を収めているが、プレミア勢とエールディビジ勢の対戦は荒れることも多く、ユナイテッドにとって、敵地での試合は厳しいものになると予想されている。

 ユナイテッドのフアン・マヌエル・マタ(Juan Manuel Mata)も、ダービー敗戦の失望が残る中でブログを投稿し、「嘆いている時間はない」と話していた。

「15日にはヨーロッパリーグの初戦がある。フェイエノールトとのアウェーゲーム。欧州サッカーの伝統クラブ同士の対戦だ。ものすごく厳しい大会初戦になるだろう」

 モウリーニョ監督にとって、この舞台はFCポルト(FC Porto)でUEFAカップを制した2003年以来13年ぶりとなる。モウリーニョ監督はダービー敗戦後、交代出場で印象を残した新鋭マーカス・ラシュフォー ド(Marcus Rashford)をこの試合で起用すると明言している。

「彼(ラシュフォード)はプレーする。言えるのはそれだけだ。彼のことは完全に信頼しているし、輝かしい未来が待っているのは間違いない」

(c)AFP