【9月11日 AFP】全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2016)は10日、男子ダブルス決勝が行われ、大会第4シードのジェイミー・マレー(Jamie Murray、英国)/ブルーノ・ソアレス(Bruno Soares、ブラジル)組が6-2、6-3でパブロ・カレーニョ・ブスタ(Pablo Carreno Busta、スペイン)/ギジェルモ・ガルシア・ロペス(Guillermo Garcia-Lopez、スペイン)組を下し、優勝を飾った。

 ジェイミーは、シングルスで四大大会(グランドスラム)制覇を飾っている弟アンディ・マレー(Andy Murray、英国)よりも、ソアレスの方がプレーしやすいと明かした。ジェイミーとソアレスのペアは、今年1月の全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2016)でもともにプレーし、タイトルを手にしている。

 アンディは2012年の全米(US Open Tennis Championships 2012)でシングルスを制覇しているものの、今大会は準々決勝で錦織圭(Kei Nishikori)に敗れている。

 マレー兄弟は、来週行われる男子テニスの国別対抗戦デビスカップ(Davis Cup 2016)の準決勝アルゼンチン戦でペアを組む見込みとなっている。

 ジェイミーは、「アンディは素晴らしい選手だから、切り替えて一緒にプレーするのは難しくはない。僕ら(自分とソアレス)は自分たちのプレーのために練習しているし、いつもコミュニケーションを取っている。それがブルーノとはやりやすいんだ。たまにアンディとは組みにくいときがある」と明かした。

「偉大な選手には彼らなりのやり方があるからね。もし僕が試合で、あそこにサーブした方が良いとか、リターンはあそこに打てと言い出しても、偉大な選手はそんなことを聞かされるのに慣れていないんだ。そういったことは時折問題をはらむのさ」

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