【8月27日 AFP】24日に北朝鮮が行った潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)の発射実験をめぐり、国連安全保障理事会(UN Security Council)が国連(UN)加盟国に北朝鮮に対する制裁決議に基づく制裁の履行徹底を求める中、米シンクタンク「米韓研究所(US-Korea Institute)」は26日、北朝鮮がSLBMを実戦配備するのは早くても18年以降になるとの見解を示した。

 米ジョンズ・ホプキンス大学(Johns Hopkins University)のシンクタンク、米韓研究所のウェブサイト「38ノース(38 North)」は、24日の発射実験の成功は、北朝鮮のSLBM開発が当初考えられていたよりも速く進んでいる可能性を示唆していると述べた。

 その一方で「しかし、これは必ずしも来週、来月、来年に(SLBMが)配備されることを意味するわけではない」としている。さらに同研究所は「北朝鮮のSLBM実験のペースと手法から、運用能力があり実戦配備が可能になるのは、最も早くても2018年後半」との見解を示した。(c)AFP