【8月11日 AFP】リオデジャネイロ五輪は10日、体操男子個人総合決勝が行われ、内村航平(Kohei Uchimura)が金メダルを獲得し、前回のロンドン五輪に続く2連覇を達成した。

 銀メダルは内村と0.099点の僅差でウクライナのオレグ・ベルニャエフ(Oleg Verniaiev)が、銅メダルは英国のマックス・ウィットロック(Max Whitlock)が獲得した。

 序盤はベルニャエフが首位に立っていたが、内村が最終種目の鉄棒で逆転し、過去3大会で3個目の金、通算7個目のメダルを獲得した。五輪の個人総合2連覇は、1972年ミュンヘン五輪の加藤沢男(Sawao Kato)氏以来。

 世界選手権の男子個人総合で過去2度メダルを獲得しているウィットロックは、男子個人総合に出場した英国人としては、1908年に銀メダルを獲得したウォルター・タイソール(Walter Tysal)氏以来の五輪メダル獲得となった。(c)AFP