【8月8日 AFP】リオデジャネイロ五輪、体操男子予選の跳馬で着地に失敗して脚を骨折する大けがに見舞われたサミル・アイ・サイド(Samir Ait Said)について、フランス体操連盟(FFG)は7日、同選手が手術を受けて無事に成功したことを明らかにした。

  FFGは声明で「サミル・アイ・サイドは夜に手術を受け、無事成功した」と発表。フランス代表の元チームメートのハミルトン・サボ(Hamilton Sabot)もツイッター(Twitter)に「手術は成功し、彼は朝6時に目が覚めた」と投稿している。

 26歳のアイ・サイドは、6日の跳馬の競技中に不自然な形で着地し、左の下肢を骨折した。リオ・オリンピック・アリーナ(Rio Olympic Arena)のマットに倒れたアイ・サイドは脚を押さえながら苦痛にうめき、見た目にもはっきり折れ曲がった脚に、観客はおののいて息をのんだ。

 フランス選手団はその後、アイ・サイドが脛骨(けいこつ)と腓骨の両方を骨折していることを発表した。(c)AFP