【8月10日 AFP】リオデジャネイロ五輪は9日、競泳女子2種目の決勝が行われ、カティンカ・ホッスー(Katinka Hosszu、ハンガリー)が200メートル個人メドレーで、ケイティ・レデッキー(Katie Ledecky、米国)が200メートル自由形でそれぞれ金メダルを獲得し、この日も強さを見せつけた。

 ホッスーは2分6秒58のタイムで優勝し、400メートルとの個人メドレー2冠を達成した。ショバーン・マリー・オコナー(Siobhan Marie O'Connor、英国)が2分6秒88で銀メダルを、マヤ・ディラード(Maya Dirado、米国)が2分8秒79で銅メダルを獲得した。

 1分53秒73のタイムをマークしたレデッキーは、サラ・ショーストレム(Sarah Sjostrom、スウェーデン)の追い上げを0秒35差でしのぎ、熱戦を制して400メートル自由形に続く今大会2個目の金メダルを手に入れた。1分54秒92を記録したエマ・マキーオン(Emma Mckeon、オーストラリア)が銅メダルを獲得した。

 レデッキーは、「すごく厳しいレースで、本当に疲れました。今まで経験したなかで間違いなく一番の接戦だったし、途中で投げ出しそうにもなりましたが、力を振り絞りました。だから1位でタッチできてとにかくうれしいし、それにふさわしい泳ぎでした」とコメントした。

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