【8月3日 AFP】米フロリダ(Florida)州で、女性が銃を持った自分の様子を映した動画を交流サイト(SNS)アプリの「スナップチャット(Snapchat)」を使って撮影し投稿しようとしたところ、誤って自分の携帯電話に向けて発砲してしまい、右手を負傷する事故があった。当局が発表した。

 事故は同州ボルーシャ(Volusia)郡のデルトナ(Deltona)で先月31日に発生。郡の保安官事務所によると、レジーナ・パウエル(Regina Powell)さん(22)がスナップチャットの動画を撮影しようと40口径の半自動式拳銃で「不用意に遊んで」いた際に、銃が暴発したという。

 銃弾で携帯電話は破壊され、パウエルさんは右手の親指と人さし指にけがをした。

 拳銃は、パウエルさんを病院に連れていく際におばが車の窓から放り投げたといい、警察が引き続き捜索している。

 米国民は合衆国憲法修正第2条に基づき、武器を保有する権利が認められている。米疾病対策センター(CDC)によると、銃器絡みの事故による昨年の死者は586人に上っている。(c)AFP