【7月9日 AFP】(更新)韓国国防省は9日、北朝鮮が韓国時間同日午前11時30分(日本時間同)ごろ、北朝鮮北東部の新浦(Sinpo)沖で潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)1発の発射実験を行ったとみられると発表した。発射には成功したとみられるが、ミサイルの飛行は早い段階で失敗したもようだという。

 韓国の聯合ニュース(Yonhap News)が伝えたところによると、ミサイルは新浦級潜水艦(2000トン級)から発射され、高度約10キロメートルまで上昇し、空中で爆発したという。

 前日の8日には、米国と韓国が、増大しつつある北朝鮮の脅威に対抗するため、米軍の最新鋭迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)」を韓国に配備することで合意したと発表していた。

 北朝鮮は今年4月23日にもSLBM1発を試射している。(c)AFP