【6月27日 AFP】サッカー欧州選手権2016(UEFA Euro 2016)は26日、決勝トーナメント1回戦の試合が行われ、ドイツは3-0でスロバキアを退けた。

 ジェローム・ボアテング(Jerome Boateng)の代表初ゴールが決勝点となり、W杯ブラジル大会(2014 World Cup)王者のドイツは、悠々と準々決勝に勝ち上がった。

 代表戦通算63試合目となったボアテングが前半8分に先制点を決めると、ヨアヒム・レーブ(Joachim Loew)監督率いるドイツは、振り返ることなくスロバキアを圧倒した。

 先制後にメスト・エジル(Mesut Ozil)のPKが防がれたドイツだったが、ハーフタイムを前にマリオ・ゴメス(Mario Gomez)が追加点を挙げ、さらにこのゴールをお膳立てしたユリアン・ドラクスラー(Julian Draxler)が、後半18分に追加点を挙げた。

 4週間前に両国が戦った親善試合ではスロバキアが3-1と勝利していたが、今回はそういった脅威にさらされることもなかったドイツは、来週末に行われる準々決勝でスペインとイタリアの勝者と対戦する。(c)AFP